ベネズエラにバックパッカーでは行ってはいけない5つの理由

 

最近では「世界一周」やバックパッカー放浪旅が流行って日本人の方が世界中を旅しています。

無計画に旅することは楽しいこと・・・しかし、ベネズエラではそうはいきません。

ベネズエラはもはや個人で旅することが不可能に近い国になってしまいましたので、必ず事前に旅行会社に申し込んでからベネズエラを旅行する必要があります。

ベネズエラで旅行業をしている私たちは、日本人バックパッカーがベネズエラを無謀に旅行することをとっても懸念しています。それもあり、ベネズエラ情勢に詳しい野田さんに以前ベネズエラを旅立つ前に知っておくべき10のリスクを書いて頂きました。

こんなことを書くと「じゃあそもそもベネズエラは旅行できないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。日本からの団体旅行は毎年沢山来ていますし、弊社(VENE TRIP)を通じて来られた旅行者は今も安全に旅行しています。

ベネズエラ旅行において大切なことは、「ひとり(個人)ではなく、誰か現地の人と一緒に行動すること」です。

では、「ベネズエラはコロンビアやブラジルなど他の南米諸国と何が違うのか?」「なんでベネズエラでバックパッカー(個人旅行)は危険なのか?」

その理由を見ていきましょう。


 理由1:両替の問題

ベネズエラに旅行する人なら、両替所で両替ができないことはご存知だと思います。

なぜならベネズエラ政府はドルを規制していますし為替もコントロールしているからです。

ベネズエラには、政府が”公表するレート”と”闇レート”というレートと2種類あります。

よくバックパッカーの方々は「闇両替で儲けた!」などとブログに投稿したり情報を公開していますが、そもそも米ドルの両替はベネズエラでは”違法”=”犯罪行為”です。闇レートも政府は認めていません。

それを逆手に取った空港職員が日本人旅行者から米ドルを騙し取るという被害が多く発生しています。

例えば、カラカス空港に降り立つと「両替するか?(カンビオ?)」と空港職員が声をかけて来ます。

そこでうっかり両替してしまうと、別の空港職員が「闇両替は違法だからこっちに来なさい」と別室に連れて行かれて賄賂を請求されたり、両替したドルや現地通貨を巻き上げられたりするケースが多々あります。

闇両替をして安く旅行しようとするのは”犯罪行為”に加担していることを公にしているだけでなく、騙し取られたり無一文になるリスクもあるのです。

旅行会社のツアー料金やロッジの料金はドルで設定されています。予めドルでツアー代を支払い、もし両替が必要な場合は空港職員ではなく旅行会社のスタッフに相談しましょう。

 

 理由2:クレジットカード/ATMの問題

先程の理由と関連していますが、ベネズエラでは外貨規制の理由から国際クレジットカードの利用が規制されています。従って多くのお店やホテルでは日本や海外のクレジットカードが対応していません。

たまに対応している場合がありますが、その際は政府が認めるレートが適用されますのでかなり高額な請求になるので注意が必要です。

またベネズエラでは一切ATMでのキャッシングサービスも利用できませんので、お金がなくなった場合はクレジットカードを使うこともキャッシュを引き出すこともできません。

お金を騙し取られてこの様な事態になり、助けを求めるバックパッカーが後を絶ちません。この様な事態になった場合はベネズエラ在住日本人や在ベネズエラ日本大使館を巻き込むことになります。

 

 理由3:治安の問題

中南米と言えば、大抵の国が治安の悪い国に分類されますが、ベネズエラはその比ではありません。

強盗に遭うのは他の国と同様のリスクがあるのですが、一番恐ろしいのは誘拐のリスクです。

情勢不安なベネズエラでは、お金持ちや外国人(いくら汚い服装でもベネズエラでは外国人=お金持ち)は誘拐のターゲットになります。誘拐されて身代金を要求される事件はベネズエラで全国各地で起こっています。

さて、考えてみてください。バックパッカーが無計画に空港へ降り立ち、友人も知り合いもおらず、ひとりで大きなバックパックを抱えてバスターミナルなんかに立っていたら・・・とっても目立ちます!

バスに乗ったらスリや強盗もありますし、信用できるタクシーはほとんど見つかりません。ひとりで外をふらふら歩くのは強盗や誘拐されるリスクがあります。

絶対にひとりにならないこと。必ず現地の人と一緒に行動すること。これが治安対策です。

日本からの団体旅行もベネズエラ現地の旅行会社も、必ず車移動で常に現地人との行動しています。

そうすることで強盗や誘拐に巻き込まれる確率は非常に低くなります。

 

 理由4:最新情報が得られない

ベネズエラの情勢は非常に不安定でハイパーインフレ、法律や憲法が変わるなど日々状況が目まぐるしく変化しています。例えば、今日スーパーで売っている卵の値段が5日後には倍、2週間後には3倍になったりすることもあります。

それと同様に、ホテルの値段やツアーの値段も毎週毎月変動します。

よくバックパッカー旅行者は過去の旅行者のブログで情報収集をしますが、ベネズエラではそれが全く通用しません。った数か月前の情報や先月の情報すら古く全く使い物になりません。

それなのに、1年前や半年以上も前のブログの情報を頼りにしたり数年に1度しか更新されないガイドブックの情報をあてにして旅行するのはあまりにも無謀です。

旅行者の中には「ブログでは~だったと書いてあった」「ガイドブックには~と書いてある」という人がいますが、ベネズエラは他の国と違い状況が刻一刻と変化している国だと認識して下さい。

 

 理由5:「もしも」の場合に頼れない

旅行をしていると盗難に遭ったり、病気になったり、怪我をしたり・・・いろんなことが起こる可能性があります。ベネズエラを個人でバックパッカーしてそのような状況に陥った場合、かなり苦しむことになります。

例えば、盗難や強盗に遭って旅行者自身が直接警察のもとに行っても、一般的に機能していないのでまず助けてくれることはありません。

病気や怪我をした場合、ベネズエラは現在深刻な医薬品や医療品不足なので、旅行者自身が直接病院に行っても手当てを受けたり薬局で薬を処方してもらえることもありません。

ベネズエラでトラブルに遭った時は、必ず現地のベネズエラ人のサポートが必要です。

 

 ま と め

ベネズエラはエンジェルフォールやロライマ山がある自然豊かな国です。

一方で他の中南米諸国と違い非常にリスクが多く、バックパッカーの個人旅行は危険です。

理由1.両替の問題

理由2.クレジットカード/ATMの問題

理由3.治安の問題

理由4.最新情報が得られない

理由5.「もしも」の場合に頼れない

以上、旅行会社に事前に申し込まないリスクを挙げました。

 

ベネズエラ旅行を検討している方は、必ず事前にツアーに申し込んで安全に旅行しましょう。

現地発着ツアーのお申込みはVENE TRIPからどうぞ!